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ツインロープ方式からロープアクセスへの変更

ガラス・外壁清掃は、高さ50m、時には100mの高所から2本のロープ(破断強度*20kN以上 *1kN≒0.1t)を使用し下降する大変技術を要する仕事です。しかしながら業界の現状は、ブランコ板を手作りしたり、登山道具を使ったり、作業のやり方も各社で異なります。

当社としては安全性のさらなる向上を目指し、ブランコ作業方法をヨーロッパの安全基準に適合した高所作業専門に作られた安全性の確かな道具によるロープアクセスに2年間をかけて変更する計画です。

このロープアクセスの特徴は、下降と登高ができます。高所柵外での安全確保、セットバックでの安全確保を同じ用具を装着したままできます。また、下降するだけでなく登高もできる画期的なシステムにより建物のオーバーハング、吹き抜けの箇所でもロープを取り付ける支点とそこにたどりつける方法があれば、移動梯子やキャットウォーク等を設置しなくても作業可能です。メンテナンス設備コストの低減ができます。

当社ではすでに高層ビルでロープアクセスを実施しており技術の安全性、道具の操作性が優れている事を確信しました。

下降と登高ができます

下降
下降
登高
登高

安全性の向上

  • 1.ライフラインに墜落阻止器具を取り付けます。
    1.ライフラインに墜落阻止器具を取り付けます。
  • 2.メインロープに取り付ける下降器具にも墜落防止機能があります。
    2.メインロープに取り付ける下降器具にも墜落防止機能があります。
  • 3.屋上で下降器、墜落阻止器具をロープにセットした状態で壁面に下降するので、従来のブランコ板に乗り込むときの危険がなくなります。
    3.屋上で下降器、墜落阻止器具をロープにセットした状態で壁面に下降するので、従来のブランコ板に乗り込むときの危険がなくなります。
  • 4.ライフラインに取り付ける墜落阻止器具は作業者が下降とともに自動的に下がる仕組みになっているので、従来の墜落防止器具がロックされ宙吊りになることがありません。
    4.ライフラインに取り付ける墜落阻止器具は作業者が下降とともに自動的に下がる仕組みになっているので、従来の墜落防止器具がロックされ宙吊りになることがありません。

実施例

球体清掃
球体清掃
パイプの清掃
パイプの清掃
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